美本コレクター(美本マニア)が記事になっていた
こんにちは。
今回は自分の昔の所業、美本コレクター(美本マニア)が記事の一部にあったので紹介しようと思います。
※併記が面倒なので以下美本マニアに統一します
書棚下の引き出し「開けないで」 書店員の苦悩
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201903/0012157961.shtml
この記事を昨日見かけて読んでいたのですが
ストッカーという陳列棚の下にある引き出しの話が出ていて、その中で店員さんの談話にあったのが
「棚に見当たらない本を探すお客さまがほとんどです。中には美本マニアの方もいらっしゃいます」
-美本マニア?
「傷の入っていない本を探す方がいらっしゃいます。中には美本マニアの方もいらっしゃいます。店頭に並ぶとどうしても誰かが手に取りますよね。その際に生じるわずかな傷が嫌がられます。」
「あぁ、これってまさに昔の自分じゃん・・・」と。
自分のブログで紹介した美本コレクターは、店員さんの間では美本マニアと呼ばれていると初めて知りました。
ちなみにこのストッカー開けですが、開けて探した事が数回あります。
迷惑な自覚はあるのに止められないというやつです。
この記事は某巨大掲示板で見かけたんですが、美本マニアついては「キモい」とか「キ〇ガイ」とかそれはもうボロクソでした。
自分でもまともな所業ではないという自覚はあったので、それはまあそう思われるよなと。
昔ご同類さんを見かけた時でも傍目から見てこれはキモいと思いましたし・・・。
美本探しで長時間書店に居座っていた事については、店員さんにも他のお客さんにも実に迷惑な行為でした。
当時鉢合わせになった店員さんお客さん本当にごめんなさい・・・。
ちなみに現在、紙の本は今年まだ1冊も買っていません。
本の購入は電子書籍に移行しており、美本マニアを止めてから買った本も画集や電子版が出ない3~4冊と、他に雑誌が数冊程度です。
買う時に美本探しはしていません。手に取って即レジ行きです。
美本マニアを止めて9ヶ月ほど経ちますが、メリットを感じるのは
・本を買うのにかかる数時間(移動~選別~お店回り~帰宅)が無くなり他の事に使えるようになった
・電子書籍は同じ本を2冊以上買う必要がないので使うお金が減った
・山のような本を処分出来たので念願だった広い部屋に引っ越せた
・そもそも書籍を買う行為自体が減って本にお金を使わなくなった
辺りでしょうか。
最後のはちょっとメリットとは違いますが、何時でも買える&セールスを待つのであまり発売日にこだわらなくなった感じです。
あと本への所有欲が減ったのもあります。
あれだけこだわっていたものがあっさり止められて、特に禁断症状(?)が出る事もなく自分でもちょっと驚きです。
美本マニアを止めて引っ越した事で、憧れがこうじて別の趣味も出来ました。
プレッシャーの真逆の趣味なので家に帰るのが毎日楽しみです。
人の振り見て我が振り直せと言いますが、もしご同類だった方がどうしても美本マニアを止めたい場合は少しでもこのブログが参考になればと思います。
思いきれば止められますよ、本当に。