(ギリ)アラフォーの合宿免許記 (2)第一段階編。いきなり手荒い歓迎。そして初日から容赦がない
こんにちは。
前回合宿免許に行った話の続きです。今回は入校当日から第一段階のお話です。
(ギリ)アラフォーの合宿免許記 (1)免許を取る決意をするも思わぬ原因で苦戦。あと合宿免許ってどんな感じなの? - おたかずけ帳
14泊15日の2週間の日程です。
- 教習所に行く前に手荒い歓迎?
- 入学初日にやる事
- 第一段階の内容
- スケジュール表
- 技能で苦戦した項目
- クランクの攻略法
- S字の攻略法
- 安全確認の方法
- 車幅感覚について
- 左右のタイヤは運転席から見てどの辺にあるのかを覚えるには
- 車の先端はどの辺なのかを覚えるには
教習所に行く前に手荒い歓迎?
当日朝、某北関東の県庁所在地駅前に集合しそこから送迎バスで教習所です。
(ちなみに交通費は卒業時にある程度まで出してくれました)
バスに乗る教習生は自分含めて2人。あれだけ探すの苦労したのにここは割と不人気なのか・・・?と思いつつも出発。
緊張しつつどんな感じなんだろうと不安に思っていると突然
キキーッ!ガシャン!プシュー~・・・
は?凄い事故っぽい音が前方でしたんだけど?あ、やっぱり事故じゃん。え、なにこれこれから入る教習生への演出?それとも入学前の脅し???
と混乱するも迎えのおじちゃん達の話は明らかにただ偶然居合わせた事故。
やだ○○○県怖い・・・。これからここ走るの・・・?戦慄したまま教習所へGOです。
入学初日にやる事
ともかく教習所に無事?着いてからは
・まず教室で入学式
校長先生のお話とか今後についてです。学校っぽいです。
・次に視力検査と写真撮影
視力が裸眼で一定以上(片目0.3、両目0.7)ない場合は眼鏡かコンタクト必須になります。
撮った写真は教習中に使います。余った写真は免許センターの登録で使います。
(免許に貼る写真は免許センターで撮るので↑ではないです)
・適性検査と学科1限目
性格診断みたいなものと、基本の基本の学科授業が1時間ずつあります。
・技能(乗車)1限目
1限目はシミュレーターと言うよりゲーセンのレースゲーみたいな席で、モニタに流れるビデオを見ながらハンドルやらブレーキやらウインカーやらアクセルブレーキの操作やらを動かすだけです。
今日は初日だし運転席乗った事ない人ばかりだし次もシミュレーターだろう、と高を括っていました。
・技能2限目
いきなり実車に乗りました。いやまさか初日からとは。運転席座るのも初めてなのに。
教習所の外周コースを回りつつ、時々T字路やら交差点やら走ります。
自分は2回縁石に乗り上げました・・・。いやそりゃいきなり無理ですよ。既に外は暗い(19時過ぎてた)し。
何がなんだか分からないまま初日終了です。
でも乗車はかなり楽しいです!いやー自分が運転するイメージがわかなかったので実に新鮮です。
第一段階の内容
第一段階は
- 学科(10限) 基礎
- 技能(12限) 教習所内で乗車
をやります。どちらも基本ばかりです。
学科はさらに模擬テストが2回あり、どちらか90点以上が必要です。(この教習所だけ?)
技能は上記内に無線教習とみきわめがあります。
無線教習はコースを暗記して一人で乗り、みきわめはコース内で教官乗車のもと今までの復習です。
無線教習はコース暗記!?と最初ビビりますが、毎日走ってると覚えるので大丈夫です。教習所のコースに慣れた頃におさらいすれば問題ないです。
みきわめは試験前の最終判定みたいなものです。一通りの事をやります。
ただここまでクリアしているなら後は落ち着いてやれば大丈夫です。雰囲気は試験ほど厳しくもないです。ただの復習です。
上記を全てクリアすると「修了検定(修検)」があります。
学科試験(90点以上で合格)、技能試験(内容はおおよそみきわめと同じ)を合格すればついに仮免許が貰えて路上に出られます。
特に技能試験はいきなり同乗者(教習生)を乗せるので緊張しますが、とにかく落ち着いてゆっくり走れば大丈夫です。乗車と発進前に深呼吸しましょう。
多少のミスではまず落ちないのでミスっても慌てない事です。
スケジュール表
自分が行っていた教習所の第一段階のスケジュール表です。
8:50~20:35内にギッシリスケジュールが組まれてます。
金曜は教習所が早く終わるので1週目は午後丸々フリーでした。
基本的に最初の方はガッツリ組まれると思った方が良いでしょう。
技能で苦戦した項目
色々な人が共通して苦戦する部分は程度の差はあれやはり大変でした。主に
- クランク(一番苦戦した・・・)
- S字
- 安全確認
です。この辺は今は動画(教習所ユーチューバーなんて人までいる!)を見て参考にしました。
あとは教官に聞くのも良いです。
全部失敗となると乗り越しになってしまいますが、1~2回の失敗なら問題ないです。むしろ本番で初めてミスるとリカバー方法が分からなくて困ります。
練習段階ではどんどんチャレンジして教官に聞きましょう!
クランクの攻略法
一番苦労したクランクです。
この辺の感覚は人によって、またコースによって微妙に違いますが自分の場合
- ミラーと曲がる内側の縁石が平行になったらハンドル全開で回す
- とにかくゆっくり走る(クリープ現象のみでブレーキも使う)
- 曲がる前になるべく外側に寄せる
です。動画見ても大抵はこんな感じです。あと他の教習生のクランクを見るのも使えます。
縁石に乗り上げてそのまま進むと試験では一発で失格になるので、乗り上げたら必ずブレーキを踏んで止まりましょう。止まったらバックしてやり直せばOKです。
縁石に乗り上げない攻略法?はコーナーが縁石の場合、クリープ現象で進みつつさらに遅い速度で縁石に引っかかると車が止まります。乗り上げないので安心です。
縁石ではなく溝の場合、縁石が低い場合は使えない手法ですが・・・。
S字の攻略法
慣れるとあまり苦戦しなかったんですが、最初は感覚が掴めませんでした。
なので徹底していた事は
- 最初の入りを外側に寄せる
- 手前ではなく曲がる先のコーナーを見る
- ハンドルを小刻みに操舵して微調整する
- とにかくゆっくり走る
です。クランク同様ゆっくり走れば大丈夫です。
教習中は最初の頃に教官がどのぐらい左右が空いているか見せてくれるので、それを覚えつつ外側気味に寄せるようにしましょう。
安全確認の方法
実は地味に減点項目の安全確認、結構大事です。
・左折時
バックミラー → 左サイドミラー → 合図
バックミラー → 左サイドミラー → 左目視(大げさに後ろ見るぐらい)→ 左寄せ
・右折時
バックミラー → 右サイドミラー → 合図
バックミラー → 右サイドミラー → 右目視(大げさに後ろ見るぐらい)→ 少し右(中央)寄せ
・発進時
左右(横まで)を目視
の手順で大きな動作をすれば減点にならないです。
細かい事は教官によって違ったりしますが、この手順ならまず間違いはないかと思います。
車幅感覚について
実はあまり教えてもらえず苦労したのが車幅感覚です。
これを何となく覚えていないとクランクとS字と駐停車で苦戦します。これは覚えるしかないですが自分の場合の覚え方を以下に書いておきます。
特に左右のタイヤ位置と左右のバンパー辺りを覚えておきましょう。
後ろは現状あまり覚えなくても大丈夫です。(第一段階ではあまりバックしないので)
左右のタイヤは運転席から見てどの辺にあるのかを覚えるには
実は技能項目中にやったんですが、あまりに早い段階すぎて運転に手一杯で何なんだかで全く身に付きませんでした。
そこで、無線教習中にひたすら外周を回る時間が出来たので
左タイヤを左白線の上に乗せて(白線のどこかにボコボコしている部分があったので左タイヤで踏んでる感覚が分かる)みたり
右タイヤを右サイドミラー見つつ右白線(中央線)の上に乗せてみたりと
とにかく運転席から見てこの辺なんだな~というのを覚えました。
技能教習中に時間が余る場合があるので、その際に教官に頼んで聞いて実践するのも良いです。
車の先端はどの辺なのかを覚えるには
車の前の先端については、停車項目で最初に教官が教えてくれます。
車種によるので一概には言えないですがだいたい左45度ぐらいにポールが見える=車の先端です。
他にも停止線で止まる技能項目があるので、この辺かな~というのを何回か試して教官に聞いてみましょう。
停車時は左に目標を見つけると分かりやすいです。
もう一つ大事な、クランクで車の左右の先端がポールに当たらないようにする必要がある(当たると一発で試験失格になる)んですが、実は第一段階では最後まで左右の先端の感覚を掴めませんでした。
路上に出る頃には分かるようになったんですが、主にクランク対策としては「他人のクランクを見る」です。なにせタイヤと違って当てて覚える訳にはいかないので・・・。
この辺で曲がると先端はこのぐらいの位置なんだな~ってのを見て、ギリギリなのか余裕があるのかを把握しましょう。
クランクで曲がっている時に、ハンドル切るのが遅すぎてよっぽど内側が空いてない限り先端はポールに当たらないです。内輪差で後輪が縁石に当たる方がリカバリーが効くので一発失格になりません。この際割り切っちゃいましょう。
後は技能の最後とかに教官に左右の先端に立ってもらって、運転席からの感覚を覚えるのもアリですね。
教官は有効活用しましょう。
もし教習中の方が見てくれて、その手助けの一つになれば幸いです。
次回は第二段階の話をしようと思います。
事故を目撃したあの修羅の路上へ放り出されます。